谷川製 50系客車のレストア  Vol.7

谷川製 50系客車のレストア  Vol.7
妻板の加工に移ります。
貫通ドアは、奥行き100mmありますので、1/80 t0.7mm 板をおおよそ開口したものを、半田付けします。手摺りの穴も開けておきます。イメージ 2
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オハフのテールライトの馬鹿穴も塞ぎます。
ボディーに取付ける前に、加工出来る物は総て行っておきます。
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テールランプには、エコーモデル No.1725 軽量客車(改造軽量型用)を使用します。妻板が折れていますので、正面を向くようスペーサー 3mmパイプより作製いたしました。また、エコーのNo.1725 内径2mmと細く長い為、LED化するに当たって、適当な長さにカットして、3mmパイプが被る様にして半田付けします。
続く










谷川製 50系客車のレストア  Vol.6・7 拡大ヴァージョン

谷川製 50系客車のレストア  Vol.6
2017年 最初のブログです。
今年もお付合いの程お願い申し上げます。
肝心の181系は、ストップしたままです。
オハ50のみ手摺りが埋設されております。前回ケガいたところを開口しました。


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手摺りの開口する前に、t0.7mm W3mm 板を半田付けしておきます。
ドリル1mmで下穴をあけて、糸鋸3♯で切り取りました。
埋め込み手摺りの深さは、実測出来ませんが、オハフの乗務員扉の手摺り深さ70mmから想定致しました。1/80 約1mm に設定しました。
乗務員ドアは、谷川の物は、窓寸法的におかしいので、エコーモデルNo.2017 新型乗務員ドアを使用します。        
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取手の切り欠きが大変で、結構不ぞろいとなってしまいました。
糸鋸の折れた刃先と半丸やすりで加工しました。
続く




谷川製 50系客車のレストア  Vol.5

谷川製 50系客車のレストア  Vol.5
オハフ50 68 の測量より 客用出入口 ステップ部分を規定数値 0.75mm 迄削り薄くします。
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 出入り口引戸を取付けます。
 
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靴擦りを付けるのを忘れておりました。ドア取付け後 半田で取付けます。
ドアステップからはみ出していますね。
オハの両側面に手摺りがあります。ケガいておきます。
妻板の渡り通路の開口を行います。
谷川の製品は、幌でごまかす方法をとってありますが、実際には100mm 貫通扉まで凹んでおります。
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t0.8mm 真鍮板をスペーサーとして実際の車輌の100mm 1/80 1.25mm 近づける様加工致します。貫通扉の新規作成ととなります。
本日はここまでとします。

谷川製 50系客車のレストア  Vol.4

谷川製 50系客車のレストア  Vol.4
オハフ50 68 の測量より 客用出入口 ステップ部分を規定数値 0.75mm 迄削り
薄くします。
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靴擦りを付けますので本来靴擦り含めて0.75mm なのですが、強度の問題からこの状態で客用ドアを取り付ける事とします。
1両のオハフのテールランプのみ特大の物が付けられておりました。
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スペーサーを0.8mm 真鍮板より作製し埋め戻しに使用します。
今日はここまで 続く

谷川製 50系客車のレストア  Vol.3

谷川製 50系客車のレストア  Vol.3
京都鉄道博物館梅小路蒸気機関車館  扇形庫横の休憩所として使用されているオハフ50 取材した結果報告。

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 妻板部 開口寸法、ドアの窓数法を計測した結果をもとに作製していきます。
オハフの乗務員ドアの窓寸法が キットのオリジナルドアと異なる為、エコーモデルの乗務員ドア 当方在庫のひかり模型 乗務員ドア を使用することとします。
まず、乗客ドアの裾の寸法より修正致します。今寸法は、後日製作でご案内する予定のキハ20 でも同様の修正をしております。イメージ 3
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キット状態ほぼ近い状態。オハフも後程 キット状態に戻ります。
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ドア裾 ノギス数値 1.5mm です。実測値 60mm 1/80 0.75mm 
実測値 換算 0.75mm まで削ります。靴擦りを含めての数値ですから、もう少し狭くしてもいいと思いますが、0.5mm 迄に削り込むとへらへらで板状を維持するのは大変です。よって、0.75mm で辛抱致します。
オハフの乗務員ドアは、採寸後取替えとなりました。
本日はここまで。

50系 客車 レストア Vol.2

谷川製 50系客車のレストア  Vol.2
次週からの続きです。
1両を除きキット状態。残った1両も後にキット状態にしないと貫通扉の加工がしづらいことより4両がキット状態からの再組立てとなります。Rail Magazine の50系図面より修正すべきところを修正しながら組立てを致します。が、現車は現在殆ど残っておりません。嵯峨野観光鉄道ミュージアム京都鉄道博物館梅小路蒸気機関車館  扇形庫横の休憩所として使用されているオハフ50 と 真岡鉄道 北海道 高知 串本 に保存されています。オハ50に関していえば、殆ど保存されておりません。唯一真岡鉄道 位でしょうか?取材に行くにも遠すぎて、仕事の出張の合間を縫って京都鉄道博物館梅小路蒸気機関車館  扇形庫横の休憩所として使用されているオハフ50  を取材してまいりました。
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寸法等 メジャーで採寸。主に、貫通部の開口幅や窓 乗務員ドア細かい寸法等を採寸。写真データーと含め取材完了。基本 初期型 オハフ50 68 を基準とします。生産段階で改良されています。Rail Magazine の50系図面は後期改良型のようです。
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谷川の製品は、妻板の扉が開口されて下りません。よって、妻板に渡り間通路を開口して扉を新規作成するところから始めてまいります。
続く





50系 客車 レストア Vol.1

久しぶりのブログ更新です
谷川製 50系客車のレストア  Vol.1
9月にオークション ジャンク扱いの車輌を手に入れました。
ジャンクなのでクレームの付け様がありませんが、車輌の組立てが全てがいい加減でした。谷川製 50系客車キット 半田付けはそこそこですが、瞬間接着剤を併用されて組立られておりました。結局、塗装剥離、キットの状態まで分解しての再組立てとなり、大変な思いで製作しております。その過程をこたびご紹介致します。
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見た目は奇麗な仕上がりに見えます。ナンバーインレタまで入れた状態です。
雨樋が瞬間接着剤併用されているのが少し分かる箇所がありました。
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瞬間接着剤剥がしとリムーバーで全剥離しました。
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リムーバーでアングル、雨どい 一部客用ドアが取れる騒ぎと相成りました。
白く見えるところが瞬間接着剤使用箇所。
瞬間接着剤が半田を阻害して、半田が回らず貧弱な状態となっております。
瞬間接着剤が、半田ごてで焼けて その煙で眼は痛いは、結局キット状態。
本日は、ここまで。